Saturday, October 11, 2014

遠くに来てしまったな〜。




遠くに来てしまったな〜。

「遠くへ来てしまった」最近少しそう思います。
自分の料理教室のことです…。

ありがたいことに、お断りしなくてはならない程、教室へのお申し込みを
いただくこともあります。本当に身に余ることだと感じております。

ただ、誤解を招くことを承知で、 敢えて書いてしまいます。
「皆さんの見たい もの、学びたいもの」
(教えるとか、教わると言うのは好きではありませんので…)と、
「橋本のお伝えしたいもの」との解離、起こっております。

松茸教室の後、大変喜んでいただけて、
今までに無い程 「美味しかったメール」いただきました。
「人生で一番美味しいかった」等、 料理人冥利に尽きるお言葉を頂きました。

ただ、橋本根っから天の邪鬼のせいか思うんです。
教室を始めた時のコンセプトと言うか、思いといいますか…。
「ズレてしまったな〜」「遠くへ来てしまった」と…。
派手な料理だけお伝えすれば良いのか。自問自答しております。

無駄なく食材を使い切るとか、クズ野菜でダシをとってもう一品…。
キチンとお出汁をとれる。そう言うことをしっかりとお伝えしたい‼︎
と熱くたぎっていました。(今も間違い無く、たぎっております。)

そんな思いの詰まった、お魚の教室10月25日の教室、
若干名様の空きがございます。

凄くまどろっこしいお願いの仕方ですね(泣)
教室は分かりやすく、簡潔でございます。
ご連絡お待ちしております。

詳しくは
Cooking Class Scheduleをご覧ください。


Tuesday, May 6, 2014

料理の神様は見ている。



先日、在カナダ日本大使がトロントにいらしゃいました。
その際、公邸で会食をなさられ、
その料理を橋本が作らさせていただきました。
(正直言うと知らなかったのですが…。
今日何の集まり?と公邸のメイドさんに聞くと、
大使がいらしゃるとのこと。あら、サプライズ!!)

幸い料理を気に入ってくださり、翌日、
料理が美味しかったとのメールを
別の方を介していただきました。

ここで言いたいことは、俺スゴイでしょ!と言う訳ではありません。
何がスゴイって大使が言伝を預け、一介の料理人を慮ったことです。
(慮る ~おもんばかる~ 素敵な言葉ですね〜)

普通料理がいくら美味しくても、「ああ美味しかったね」でお終いですよ。
本当にそう思います。
それをわざわざ言伝を預けたところに
橋本、大変感銘を受けました。

普段は料理をお出ししても、
喜んで頂けたかどうか、なかなか分からないものです。
そんなことが続いていたので、心の持ちようが難し時でした。
そんな折に頂いた一通のメール 、嬉しかったね〜。

料理の神様は見ていると、心底思いました。
ただし、その神様は悪いこともシッカリと見ていて、
気の抜けた仕事をすると ピシャリと返ってきます。

嬉しかったと同時に、襟を正される思いのする
そんな出来ごとでした。

Thursday, February 27, 2014

愛と月



















I love youは日本語でなんですか?

かの夏目漱石は、生徒の(漱石は教師だったので)
"I love you."の訳を「月が綺麗ですね。」と正しました。

お分かりいただけますでしょうか。
大正~昭和初期に男女が夜に空を見上げ、「月が綺麗ですね。」と言えば、
それは十分な愛しさの意思表示に他ならなっかたんですね。
(古き日本人の奥ゆかしさがよく出ていて、この話が私は好きなんです…。)

カナダでは親が子供を学校に送った時、
別れ際に親が子供に"I love you."と言い、
子供が親に"I love you, too." と言って別れます。
残念ながらこの場合、「月が綺麗ですね。」ではありませんね。(笑)

「愛してる」は?と思いの方、いらしゃるかもしれません。
漱石に正された生徒は、「我君ヲ愛ス」としていたそうです。
しかしながら、日本人はそんなことを言わない、と漱石が断じたわけです。

レストランの同僚などに"What is "I love you" in Japanese ?"
(街でカワイイ日本人にあったら言うからさぁ、教えてよ。)
とかで、よく聞かれんですよ 。

毎回返答に困ります。
次聞かれたら、“tsu- ki ga ki rei de su ne "と教えようかな?

文化の差異を、日本人であるということを、
この質問を受けると感じます。

そんな訳で「きちんと和食」の教室(おでんも含む)開催いたします。
え~っ話がまどろっこしいって?

教室は簡潔で、分かりやすくなっております。
マカロンも和カロン もご一緒に学んで下さい。

教室内容は以下です。
http://coocookingdesignstudio.blogspot.ca/p/cooking-class-schedule.html

Wednesday, February 5, 2014

パーチの塩釜焼き



























毎月フリー誌(TORJA)に寄稿して、今月号で18回目。
(早いものですね、一年半も経つんですね…)

今回始めて、他のページとリンクするという
企画に参加させてもらいました。
ザッと説明させていただきますと、
ある釣り人がアイスフィッシングで釣った魚を
料理人である私に渡して、調理して下さい。
レシピもよろしくね!的な企画だったんですよ。
(うわぁ、ラフな説明だな〜。詳細はTORJAのホームページ
torja.ca にて見てくださいね!!)

その企画自体は、ひと月以上も前から決まっていたのですが、
今年のカナダの冬はひどく寒く、雪も多い。
吹雪があったりで、締め切りは近づくのに
魚が一向に来ないという日が続きました。
(釣りやすい魚だから大丈夫とのふれこみだったのに…)
しかも調理したことのない、パーチという魚でということでしたので、
それはそれはヤキモキヤキモキ!

そして、まさに締め切り直前、
釣り人が締め切り前に釣りに行ける最後の日の、夜が更けだした。
今から企画変更?用意しておいた文は台無し?
イヤなシナリオが脳裏をよぎった。
私は諦めてビールを飲み始めた。
いい気分になり出した頃電話がなった。

釣り人が興奮した声で「釣れたよ!今から届けに行くからね‼︎」
普段穏やかなな人だけに、その興奮ぶりが伝わってきた。
曰く「ここ最近で一番本気になったよ。」とのこと。

暗くなり、周りの人たちは帰り出したとき、ようやく釣れ出したらしい。
私はその話をつまみに、さらにビールを煽った(笑)
紅潮した顔から、釣り人が相当焦ったことがうかがい知れて、
おかしかった。ビールが美味い

そんな裏事情を知ってTORJAを読んでいただくと、面白く読めるでしょうか?

ただ、届いた時はまだパーチは跳ね回っていたんですよ。
自然からの恵み、恭しい気持ちで捌き、ありがたくいただいた
酔いもそんな時は、さめますよね。

ま〜そんなこんなで良い経験だったなかな。
わたしも焦ったけど…。

Wednesday, January 1, 2014

初心者向けおもてなし料理教室

























あけまして、おめでとうございます。
本年も色々な料理をお伝えできればと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

今年第一回目の料理教室は、
トロント日系雑誌に掲載させていただきました、
初心者向けのおもてなし料理教室。
興味のある方は、ぜひどうぞ!

––––––––––––––––––––––––––––––––

1月14日(火)もしくは、18日(土)
・絶対膨らむシュークリーム
・料理のレパートリーが増える!トマトソース裏技3品


1月28日(火)もしくは、2月1日(土)
・意外と簡単!ふわふわスフレ
・プロの作るじゅわっとジュシーハンバーグ

お申し込み:goodjobnagisa@hotmail.com
時間:午前11時から約2時間 (試食会付き)
料金:お一人様 35ドル+消費税

定員に達しない場合は、キャンセルさせて頂くこともございます。
ご了承ください。 

Saturday, July 20, 2013

大使達が召されたもの。






















FBをご覧になった方はご存知だと思いますが、
先日、在カナダの政府の方宅で、
料理をさせていただく(ケータリング)機会を頂き
諸外国の大使に食事を作るという、貴重な経験をさせていただきました。

喜んでいただけようで、客席に呼んでいただいたのですが、そこで
ホストの方が私に一言・二言スピーチを!!と急におっしゃったので、
この上なくパニクったんですよ!!(本当に!!)
緊張のあまり何を喋ったかよく覚えていないのですが、
皆さん優しく聞いてくださり、あたたかい言葉をかけてくださいました。

話は前後するのですが、このケータリングの話をいただいた時に、
「いつも通りにやろう!!」と考えるました。
当たり前だと思われるかもしれませんが、
料理人って特別の時に、特別の料理を作りたくなるものなんですよ…。
よそ行きの料理というやつですね。

そんな気持ちを抑えて、
いつも通りに、使い慣れた食材でと…。
それがしいては、教室を取ってくださっている方への敬意の表れになると思ったんです。
だって料理の写真が教室と全然別のもだったら、
「ハ~ッ」って感じゃないですか??(笑)

そんなわけで、1gもレシピを変えずに
そのまま料理をお出ししました。

そんなこんなで、今回はいいレシピございますので、
料理教室にご連絡くださいと言う、
いやらし~いBlogのupなんです。
何だかスミマセン…。

Friday, May 17, 2013

ママのより美味しい??

英語が第一言語のパートナーをお持ちの方、
是非パートナーにお聞きして下さい。
まかない食を作った際に、同僚に
It was so good!! Better than my mom's.
"美味しかったわ~。 私のお母さんの以上よ。"
と褒められる?ことがあります。
(幸か不幸か、お客さんからはその言葉を頂いたことはありませんが…)
私は、素直に喜ぶべきなのでしょうか?

察しの良い方はお分かりでしょう。
日本でこれを料理人に言ったら
少し問題になると思うんですよ!(笑)
料理を生業とし、プロとしている人間に
「ママのより美味しい」
と言う勇気、私は持ち合わせていませんね~。

同僚に真意を尋ねると、最高の賛辞らしいのですが
やはり腑に落ちないんですよ。

彼らの言い分としては、食べ慣れた言わば「最高のもの」、
それがママの味。
それ以上とというのは、凄い褒め言葉だそうです。

髪を切りに行って、終わったら言ってみてください。
"It is better than my mom's."
何が起こるか 責任は持てませんが…。(笑)